ご紹介するのは飲む人、作る人を大切にしたオーガニックコーヒー。「生産者と歩み、暮らしを支える心から美味しいフェアトレード有機コーヒー」を輸入するウインドファームより取り寄せた、まさにオーガニックの精神を受け継ぐコーヒーです。

最高の1杯を生み出すためには、生産地の豊かさ、生産者の理解が欠かせません。「丁寧に作り上げた有機農作物を世界に届ける事」が生産者の豊かな生活につながる事を、輸入者が現地で伝え、パートナーとしてコーヒーを栽培しています。そんな人を大切にした想いは原料屋が掲げる理念にも通じます。一人でも多くの人にオーガニックの精神とやさしさ、美味しさを伝えたく販売をいたしました。

トセパン協同組合は多くの先住民族が暮らすメキシコ・プエブラ州の山岳地帯にあります。国の中でも極貧地域とされており、人々は貧富の差に悩まされていました。

そんな土地で、ウインドファーム代表自ら、彼らに有機栽培の価値とビジネスチャンスを伝え、2000年から有機コーヒー豆の栽培がスタート。現在トセパン組合の有機コーヒーは世界中のオーガニック認定を受ける商品となり、極貧地帯から世界が認めるコーヒーの生産地となりました。

コーヒーの農薬使用は、農作物のうち世界で2番目に多いと言われます。 コーヒーに含まれる農薬は微々たるものでも、あなたの体を作る要素です。原料屋が選んだコーヒーは無農薬栽培。健やかな人生100年時代に貢献するオーガニックコーヒーです。

森林農法は同じ敷地内に数種の農作物を育てる方法です。

一般的なコーヒーはプランテーションと呼ばれる、単一で大規模な農園で生産されコーヒーの木だけが彼方まで並びます。 しかし、森林農法の農作物は多くの生物のライフサイクルを受け入れ、生物がもつ免疫力を恩恵とし、農薬を使わなくても病気に強いものへと育っていきます。 つまり森林農法は、有機栽培のモットーとも言える無農薬の効果をさらに高め、安全性と自然の恵みに溢れた最高の生産方法なのです。

一種類の作物だけを育てると害虫や病気を防ぐために農薬や化学肥料が必要です。 大量に生産ができますが、生産者の身体に影響を与えてしまいます。 さらに、土や空気までも荒れ、益虫さえも死んでしまうため森が破壊されてしまいます。

数種の作物を同時に育てると、枯れた葉は肥料となり、高い木々が木陰となります。虫が育ち、害虫を食べる動物が生息するなど生態系バランスが保たれ、多くの生物が森に住みだすのです。結果、農薬や化学肥料を使わなくても丈夫に育ち、生産者にとっても農薬の削減にも繋がります。

フェアトレードは不利な条件の取引が蔓延する国際貿易の中の「公正な取引」です。世界中の農産物が対象になります。 特にコーヒーは発展途上国での生産が多く、生産者が労働に見合わない対価で取引されています。私たちの1杯のコーヒーのために、地球の反対側では飢えに悩む人たちが存在しています。 生産者たちにも人権があり、愛する家族や大切な人たちがいます。ウインドファームは、生産者の命を守るオリジナルのフェアトレードの関係を長年継続しています。

コーヒーは生産国によって豆の品種や性質が異なるため、豆にあった焙煎方法が重要です。

輸入者の自社焙煎は、豆に応じた焙煎機の調整と研究を積み重ね、さらにその日の温度や湿度によってその都度焙煎を微調整しています。
今回、有機ならではの自然な味わいを最大限に引きだしながらも、トセパンコーヒー豆の特性を生かした深煎り焙煎に仕上げています。一般的なオーガニックコーヒーに比べ、コク濃くカフェオレにも合います。

この焙煎し挽いたコーヒー豆をドリップバッグに入れ、窒素ガス充填のパックに詰めました。1回分の内容量はしっかりとした味わえるよう10gにしました。カップにセットをして、お湯を注ぐだけで挽き立てと同じ薫りのオーガニックコーヒーが楽しめます。

原料屋のオーガニックコーヒーは飲む方へも作る方へも愛に溢れたコーヒーとして自信をもって販売いたします。 美味しさだけでなく、世界と人を想うやさしさも体に染み渡る。あなたがこれまでに体験したことがない、味わい深い時間をお楽しみください。

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