焙煎度を変えた香味情報 Light Roast クローブのような甘くスパイシーな香りが鼻から抜けていきます。ボディもしっかりと力強く、クリームを舐めているかのような滑らかさが特徴です。 Medium Roast ストロベリーやピーチ、ほのかに柑橘など、完熟フルーツのフレーバーが広がります。酸味は明るく、乳酸のニュアンスを感じる丸みがあります。 Dark Roast ボディ感がしっかりとしており、深煎りにするとさらに濃厚な印象に。ビターな味わいですが、ベリー、フローラルなど様々なフレーバーが顔を出し、コンプレックスな味わいです。
生産地イルガチェフェ コチャレエリア アリーチャ地区
精製ナチュラル
標高1,800~2,000m
品種在来種
生産者イルガチェフェ周辺の600件の小規模農家さん、アリーチャ ウォッシングステーションの皆さん
乾燥天日乾燥、アフリカンベッド
規格G1
サイズ16up
認証なし
栽培・農薬の使用シェードグロウン
おすすめ焙煎度:ライト~フレンチ
梱包:30kg麻袋+グレインプロ
フレーバーノート:strawberry, floral, clove, lactic,creamy-body, thick-body,long-after, bright
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
クローブのような甘くスパイシーな香りが鼻から抜けていきます。ボディもしっかりと力強く、クリームを舐めているかのような滑らかさが特徴です。
Medium Roast
ストロベリーやピーチ、ほのかに柑橘など、完熟フルーツのフレーバーが広がります。酸味は明るく、乳酸のニュアンスを感じる丸みがあります。
Dark Roast
ボディ感がしっかりとしており、深煎りにするとさらに濃厚な印象に。ビターな味わいですが、ベリー、フローラルなど様々なフレーバーが顔を出し、コンプレックスな味わいです。
まさにイルガチェフェのナチュラルというにふさわしい、ストロベリー系のフレーバーが心地よいクロップが入荷しました。繊細な印象を受ける明るい酸味や、アフターのフローラル感も他のエリアでは味わえない、非常に高いレベルで完成しているクロップです。23年クロップは酸味に乳酸のニュアンスが強く出ており、今までのクロップ以上に深く焙煎しても酸が程よく感じられ、さらに焙煎のレンジが広くなった印象を受けました。もちろん浅めに焙煎して、濃縮したフルーツフレーバーをしっかり前に出すのも◎。ぜひ一度お試しいただき、自分好みの焙煎度を見つけてみてください。
高いレベルのウォッシングステーション
コーヒー発祥の国とされるエチオピアで、最高級品質の豆を生産している地域として言わずと知れたイルガチェフェ。とくに、このコチャレエリアは水資源が豊富で、水洗工場も多数存在しており、高品質なイルガチェフェコーヒーを産出する地域の1つとして有名です。このナチュラルはイルガチェフェの中でも優良なコーヒーを生産しているアリーチャ ウォッシングステーションにお願いして作ってもらいました。チェリーの熟度、チェリーの選別技術・精選技術すべてにおいて高いレベルのウォッシングステーションです。
丁寧な乾燥をゆっくりと
通常では、高品質ウォッシュに使用される完熟チェリーをナチュラルに使用しています。標高が高い上に、赤道直下のこの地域では、日照が強すぎるとチェリーやパーチメントにダメージを与えて、味に濁りが出てしまいます。そこで、日照の強い11~15時の時間帯は、チェリーをビニールシートで覆い急激な乾燥を防いぎます。また、通常の乾燥日数が10日間のところ、20日間かけてゆっくり乾燥を進める(スロードライング)ことで、コーヒー内の水分を均一化させ、複雑でありながらクリーンな味わいを作り出しています。緩やかな乾燥は、劣化のスピードを抑えることができ、通年通して品質の高いコーヒーを維持することができます。
バランスの良さを生み出すのは、やはり基本
現在、どの生産国でもナチュラル製法のコーヒーが生産されています。しかし、その国らしい香味とナチュラル香をバランスよく有しているのは、やはりイルガチェフェのナチュラルではないでしょうか?ワイニーや嫌気性や二重発酵等をやらずとも、基本的なこと、でもとても重要なことを淡々とやり続け、美味しいコーヒーを作り続けているこのアリーチャ ウォッシングステーションはやはり、素晴らしいなと飲むたびに思います。
信頼できるコーヒーのプロフェッショナル Primrose社
エチオピアのコーヒー産業は多くの人がそのバリューチェーンに携わっており、良質なコーヒーを産出するために日々努力しています。その中でも輸出業者のPrimrose社はエチオピア国内でも群を抜いて素晴らしいコーヒーを取り扱っている業者です。一貫した品質検査、各国の好みに合わせた輸出準備(スクリーンサイズなど)、麻袋のデザインをしっかりと要望通りに仕上げてくれる信頼できる輸出業者。生産者を知り、産地を知り、消費国のニーズをしっかりと理解した上で輸出業務に携わる彼らはまさにコーヒーのプロフェッショナルです。